研究課題/領域番号 |
21791372
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
秋山 幸功 札幌医科大学, 医学部, 助教 (50404653)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 神経幹細胞 / 腫瘍幹細胞 / がん幹細胞 / CD133 / nestin / 癌幹細胞 / 細胞培養 |
研究概要 |
神経幹細胞と腫瘍幹細胞の比較実験において、腫瘍幹細胞の増殖力が神経幹細胞に対して、非常に弱いことが判明した。また、分離培養する際の条件も、神経幹細胞と同様のものでは、まわりの腫瘍細胞(非神経幹細胞)の影響と思われる、培養の困難性があることが判明した。腫瘍幹細胞に特異的と考えられているCD133陽性細胞の培養に成功し、その細胞がneuron系、glia系、oligodendroglia系の3系統に分化誘導することが可能であった。 CD133陽性細胞が長寿遺伝子として知られるSIRT1遺伝子を発現していることが判明した。今後、脳腫瘍幹細胞におけるSIRT1遺伝子の発現量の相違を検索することにより、その細胞内における動態について検討する。
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