研究課題/領域番号 |
21791469
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
|
研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
木口 倫一 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (90433341)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | アディポサイトカイン / エピジェネティクス / ケモカイン / レプチン / マクロファージ / サイトカイン / MIP / ヒストン / 神経障害性疼痛 / 好中球 / CXCL2 / CCL3 |
研究概要 |
アディポカインであるレプチンがマクロファージに作用し、ケモカインであるマクロファージ炎症性タンパク質(MIPs)の発現を増加させた。MIPsは傷害後の末梢神経においても発現増加しており、MIPシグナルを阻害すると神経障害性疼痛ならびに神経炎症が抑制された。さらにMIPの発現増加にはプロモーター領域におけるヒストンアセチル化が関与することを見出した。結論として、アディポカインはヒストン修飾などのエピジェネティクス調節を介して炎症性細胞におけるケモカイン発現を増加させ、神経障害性疼痛の形成に重要な役割を果たすことが明らかとなった。
|