研究課題/領域番号 |
21791506
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
山口 邦久 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (90464346)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | HIF-α / IRI / 再生 / HIF-1a / HIF-1α |
研究概要 |
HIF-1αkd miceでは、IR(ischemia-reperfusion)後のBUNが高値に推移し、腎組織における尿細管壊死の所見も高度、さらにIR 後24h以降も腎機能の増悪、腎機能回復が遅延していた。一方WILD type miceでは、IR後24hより細胞増殖の指標であるKi-67(+)細胞が、kd miceと比較して有意に増加しており、Pax-2(+)細胞も同様に増加していることが確認できた。HIF-1αの有無によるこれらの相違が確認できたことから、IR 後の各モデルマウスの腎組織についてマイクロアレイ解析を行い、ストレス応答や細胞・組織修復に関係していると考えられる遺伝子がいくつか存在することを確認した。そのうちA 遺伝子、B遺伝子をピックアップし、HIF-1αによる腎尿細管再生制御に関わる分子メカニズムを解明してゆく予定である。
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