研究課題/領域番号 |
21791537
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
赤平 純一 東北大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (90359505)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 婦人科腫瘍学 / 卵巣癌 / マイクロRNA / 子宮体癌 |
研究概要 |
卵巣癌と性質が近い子宮内膜漿液性腺癌において、miR-34bの発現が低下しており、その発現の低下はプロモーター領域のメチル化と関連していた。またmiR-34bを癌細胞に導入したところ、悪性度が増し、特に浸潤能に与える影響が大きかった。さらに、標的タンパク質として、癌遺伝子であるmesenchymal epithelial transition factor (MET)に着目した。細胞内でmiR-34bの発現が増加すると、METの発現は減少し、癌遺伝子であることを裏付ける結果であった。以上より、子宮内膜漿液性腺癌において、miR-34bが癌抑制遺伝子的な働きをしており、その働きは標的蛋白METを介していることが示唆された。
|