研究課題/領域番号 |
21791549
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
後藤 真紀 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (90378125)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 卵胞発育 / ヒト顆粒膜細胞 / PTEN / インスリン抵抗性 / 多嚢胞性卵巣症候群 / 早発卵巣機能不全 / ヒト黄体化顆粒膜細胞 |
研究概要 |
1.研究開始当初の背景:ヒト卵胞発育において顆粒膜細胞の正常な増殖が必要不可欠であるが解明されていない点も多い。 2.研究の目的:ヒト顆粒膜細胞の増殖制御機構の解明および新規排卵誘発法の開発 3.研究の方法:体外受精採卵時に得られた黄体化顆粒膜細胞を用いた解析 4.研究成果:黄体化ホルモンがinsulin-like growth factor-1(IGF-1)依存性の顆粒膜細胞増殖を抑制し、この過程において、Phosphatase and tensin homolog deleted on chromosome 10(PTEN)がIGF-1刺激によるAktリン酸化および細胞増殖を抑制した。また、多嚢胞性卵巣症候群との関連が指摘されるインスリンにおいても同様にPTEN発現が誘導され、PI3K-Akt経路を抑制した。
|