研究課題/領域番号 |
21791568
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
菅沼 亮太 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (30528211)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 生殖医学 / 卵細胞質内精子注入法 / 体外受精 / 顕微授精 / 受精障害 / 人為的卵活性化法 / 人為的卵活性化 |
研究概要 |
ICSI後受精障害卵に対する卵活性化法併用の有効性が確認された。ICSI後受精障害卵中において、時間経過にともない精子染色体の分離が高頻度に確認され、このことが卵活性化刺激後の受精障害・精子染色体異常率の上昇・胚発生障害の一因であることが示唆された。以上から、卵活性化因子障害症例において、ICSIに卵活性化法を併用する場合、精子染色体への悪影響を避けるために、ICSI直後の卵活性化刺激が必要であると考えられた。また動物実験により、第2極体確認時期のICSI後受精障害卵に対する卵活性化刺激併用では、その後の受精・胚発生が障害されないことが確認された。ヒトPiezo-ICSIにおける卵活性化の早期判定はICSI後4時間で可能であり、同時期に不活性化卵に人為的卵活性化法を併用することで受精障害を回避し、その後の胚発生を補助出来る可能性が示唆された。
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