研究課題
若手研究(B)
膜4回貫通型蛋白質テトラスパニンファミリーに属するCD9は、マウス及びヒト胚性幹(ES)細胞において高発現していることが報告されており、ES細胞の未分化性の維持に何らかの強い関与が示唆されている。そこで本研究では、マウスES細胞未分化維持機能に及ぼすCD9の関与を明らかにする目的で、CD9遺伝子欠損(CD9-/-)マウス由来の内部細胞塊(ICM)よりES細胞が樹立可能であるかを検討した結果、CD9はES細胞の未分化性評価に関わる因子の1つではあるが、ES細胞の機能性の維持においては必須の因子でないことが判明した。
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Differentiation
巻: 78 ページ: 137-142
Differentiation 78
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