研究課題/領域番号 |
21791591
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
伊藤 吏 山形大学, 医学部, 助教 (50344809)
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研究協力者 |
窪田 俊憲 山形大学, 医学部, 医員 (80536954)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 聴性定常反応 / 他覚的聴力検査 / 小児難聴 / 睡眠 / 新生児聴覚スクリーニング / 精密聴力検査 |
研究概要 |
聴性定常反応ASSRを用いた他覚的聴力検査は睡眠下の小児で施行されるが、ASSRに対する睡眠深度の影響は明らかにされていない。今回、ASSRの反応振幅と背景ノイズを睡眠ステージ毎に測定分析したところ、反応振幅にはステージ毎の有意差を認めなかったのに対し、背景ノイズはステージ3の深睡眠とREM睡眠で有意に低かった。結果として深睡眠やREM睡眠ではASSRのシグナルノイズ比が高値を示し、睡眠下のASSR反応閾値から聴力レベルを推定する際には、睡眠ステージの影響を考慮する必要があると考えられた。
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