研究課題/領域番号 |
21791636
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) (2010-2011) 奈良県立医科大学 (2009) |
研究代表者 |
柳井 修一 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (60469070)
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連携研究者 |
細井 裕司 奈良県立医科大学, 耳鼻咽喉頭頸部外科, 教授 (80094613)
長谷 芳樹 神戸市立工業高等専門学校, 准教授 (60448769)
阪口 剛史 奈良県立医科大学, 耳鼻咽喉頭頸部外科, 助教 (50347564)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 耳科学 / 実験心理学 / 生理心理学 / 残響 / 知覚 / 補聴器 |
研究概要 |
本研究では語音知覚に及ぼす残響の効果を検討するため、(1)残響語音の心理的な音量(ラウドネス)の検討、(2)雑音呈示下における残響語音の語音明瞭度と「聴き取りにくさ」の評価、(3)音声劣化処理を施した語音を用いた語音明瞭度評価手法の確立を目的として実験を行った。その結果、(1)残響語音は無残響語音より5~6 dB程度大きく知覚される、(2)残響0.2秒以内の場合、残響語音は無残響語音と同程度の語音明瞭度で知覚される、(3)ローパスフィルタによる音声劣化処理を用いることで語音明瞭度の微少な差異の検出が可能である、ことが明らかになった。
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