研究課題
若手研究(B)
健康な内皮は、角膜の透明度維持に不可欠であるが、角膜のアルカリ火傷では上皮実質だけでなく内皮までも障害をうけるため臨床的に深刻な状態である。アルカリ火傷の後、デスメ膜の下で内皮層の線維化様の構造が形成され、透明度を維持するための内皮の生理機能が弱まると思われる。Smadシグナルの阻害は、角膜内皮において創傷治癒反応を損なうことなく、内皮一間葉系移行や線維化反応を効果的に抑える。Smadを制御する戦略は、角膜内皮の線維化予防や治療に役立つ可能性がある。
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