研究課題/領域番号 |
21791757
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
江浦 重義 日本医科大学, 医学部, 助教 (00366361)
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研究協力者 |
飛田 護邦 日本医科大学, 大学院・医学研究科, 特別研究生 (10599038)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 再生医学 / 幹細胞 / 歯学 / 骨 |
研究概要 |
本研究の目的は、ビスフォスフォネート系薬剤(以下BP)服用患者において、口腔内手術後等に発症する顎骨壊死に対する治療法を確立することである。具体的方法としては、BP薬剤投与による上顎骨壊死実験モデルを作製し、上顎骨壊死部の骨再生を目的とした脂肪組織由来間葉系幹細胞と多血小板血漿の混合物移植実験の効果を検証することである。 本研究の前半では動物実験モデルを作製するため、上顎臼歯の抜歯時期の前後にBP薬剤を投与し、その抜歯窩における骨再生遅延(上顎骨壊死)の誘発を試みた。Fischer ratにAlendronate(Ald)を1.0mg/kg/回もしくは2.0mg/kg/回投与した。抜歯後1及び2週間後に組織学的観察を行った結果、Ald投与群と対照群との間に、抜歯窩内の骨再生に有意差は確認されなかった。 また骨再生治療法の検証として、ラット頭蓋骨欠損モデルを用い、脂肪組織幹細胞と多血小板血漿の混合物を移植した結果、移植8週後において対照群と比較し有意な骨再生が認められた。
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