研究課題/領域番号 |
21791767
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
宮内 崇 山口大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (40380000)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 副腎皮質 / コルチゾル / MIF / 敗血症 / 副腎皮質機能低下 / CIRCI / ACTH |
研究概要 |
集中治療室に入室する重症患者の予後不良因子として副腎皮質機能が考えられている。副腎皮質機能は炎症を制御するためにコルチゾルを分泌、調節している器官であり、その機能が低下した場合は炎症反応が過剰になり予後不良となるといわれる。コルチゾルの抗炎症効果をコントロールしているといわれるメディエータとしてmacrophage migration inhibitory factor(MIF)がある。コルチゾルとMIFが相互に作用して炎症反応のバランスを維持することが重要であると考え、重症感染症を対象として本研究を行った。その結果、副腎皮質機能が低下している群では低下していない群と比較してMIFが有意に高値であることが分かった。ACTH(adrenocorticotropic hormone)を投与した場合の副腎皮質からのコルチゾル産生能はMIFが高値であるほど低下していることが分かった。MIFが高いほど臓器不全スコアが高くなることが分かった。以上のことから、MIFは副腎皮質機能と関連があり、臨床的重症度を反映するメディエータであることが示された。
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