研究課題/領域番号 |
21791769
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
中瀧 恵実子 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (60467818)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | カテーテル感染血流感染 / 閉鎖式輸液システム / キャップ付閉鎖型側注ポート / 三方活栓 / 輸液ルート汚染 / カテーテル関連血流感染 |
研究概要 |
本研究ではニードルレス注入口を組み込んだ閉鎖式輸液システム(以下PNSC)の注入口に保護キャップを装着し、輸液汚染軽減効果を開放型輸液システムと比較した。対象はICUで48時間以上輸液管理をした成人患者とし、キャップ付PNSCを使用する(閉鎖群)と三方活栓を組み込んだ開放式輸液システムを使用する群(開放群)に無作為に振り分け、輸液汚染率を比較した。 輸液汚染率は閉鎖群(n=151)で1.3%、開放群(n=179)で6.2%と閉鎖群で有意に低かった(p=0.04)。PNSCの側注口に保護キャップを装着することで、側注口表面の細菌汚染を防止し、輸液汚染率を軽減できることが示唆された。
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