研究課題
若手研究(B)
炎症と血栓形成の関連を観察するために、敗血症によって凝固障害が生じた症例の血液検体における炎症と血栓形成の指標として、血管内皮細胞から放出されるフォンウィルブランド因子(VWF)のプロペプタイド(VWF-PP)の変動を観察した。炎症性マーカーであるサイトカインのうち、腫瘍壊死因子(TNF-α)とVWF-ppは有意に相関し、またVWFが高値である際には血栓形成を制御する酵素ADAMTS-13活性が消費により著減していることが確認され、両者の比は疾患の生理学的重症度と有意に相関した。
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日本救急医学会雑誌
巻: 22(9) ページ: 749-757
巻: 22 号: 9 ページ: 749-757
10.3893/jjaam.22.749
130004542321