研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、口臭の原因となる硫化水素を高産生する口腔細菌に着目し、それらの持つ硫化水素産生酵素の酵素単独および基質アナログとの複合体の立体構造を決定した。反応中間体の捕捉にも成功した。構造情報や酵素学的データを基に、反応時のコンフォメーション変化、触媒部位近傍のアミノ酸の役割などが明らかとなった。得られた知見は個別の酵素に対して、より詳細に反応機構を記述する上で重要であり、新規口臭予防薬の探索の基盤となることが期待される。
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Fusobacterium nucleatum subsp. nucleatum ATCC 25586. Microbiology 156
ページ: 2260-2269
Microbiology
巻: 156 ページ: 2260-2269
Acta Crystallogr. F 65
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Acta Crystallographica Section F 65