研究課題
若手研究(B)
口腔癌および非癌患者の組織からDNAを抽出し、NQO1、CYP1A1およびGSTP1遺伝子の多型検索および統計学的解析を行った。NQO1において、野生型をもつヒトに比べホモ変異型を有するヒトは、口腔癌に対して高感受性であることが強く示唆された。またCYP1A1の野生型頻度は口癌患者と比べ非癌患者のほうが多い傾向にあり、対照的にホモ変異型の頻度は非癌患者に比べ癌患者のほうが多い傾向を示した。GSTP1の多型頻度については、癌患者と非癌患者との間で統計学的有意差は認められなかった。
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Oncol Rep
巻: 23(3) ページ: 739-44