研究課題
若手研究(B)
脳卒中易発症性高血圧自然発症ラットに,慢性感染症を想定してグラム陰性菌体あるいは菌体内毒素(LPS)を継続的に負荷し,脳卒中の発症および酸化ストレスレベルに与える影響を検討した。その結果,菌体あるいはLPSの継続的な接種によって,脳卒中の発症の早期化と症状の重症化,ならびに酸化ストレスの増加が認められた。これらの結果から,脳卒中の遺伝的素因を有する個体における細菌性の負荷は,酸化ストレスを増加させ,脳卒中の発症と症状の重篤化を誘引する可能性が示唆された。
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Clin Exp Hypertens
巻: (in press)
Clinical and Experimental Hypertension
巻: (in press) 号: 1 ページ: 28-34
10.3109/10641963.2012.689042