骨組織に存在するマクロファージの骨免疫学的検討-顎骨壊死メカニズムの解明-

• 研究課題/領域番号: 21791834
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 病態科学系歯学・歯科放射線学
• 研究機関: 大阪歯科大学
• 研究代表者: 堂前 英資 大阪歯科大学, 歯学部, 助教 (50454559)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: マクロファージ / 破骨細胞

研究概要

各種ビスホスホネートの添加により分化過程の破骨細胞前駆細胞の接着強度に変化があったため、破骨細胞分化過程に接着分子が関与するかどうかを検討した。中和抗体添加により破骨細胞分化に変化が見られたため、そのメカニズムを検討するため細胞内シグナル伝達分子を検索した。破骨細胞分化と関連が示されているチロシンキナーゼSyk、Fynが免疫沈降によりインテグリンと共沈したため破骨細胞分化過程においてインテグリンからのoutside-inシグナルにこれらのキナーゼが関与している可能性が示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] Kinetics of p120-catenin in a human gingival cancer cell line treated with ZD1839 (2010)
  • 著者名/発表者名: Tamura I, Wato M, Kamada A, Goda S, Yoshikawa Y, Domae E, Tanaka A, Ikeo T
  • 雑誌名: J Osaka Dent Univ 44 ページ: 169-175
  • NAID: 110007811667
  • 査読あり
• [雑誌論文] Kinetics of p120-catenin in a human gingival cancer cell line treated with ZD1839 (2010)
  • 著者名/発表者名: Domae E
  • 雑誌名: Journal of Osaka Dental University 巻: 44 ページ: 169-175
  • NAID: 110007811667
  • 査読あり
• [雑誌論文] Gene expression of adipocytokine receptors during osteoblastic differentiation (2009)
  • 著者名/発表者名: 堂前英資
  • 雑誌名: Journal of Oral Tissue Engineering 7 ページ: 53-60
  • NAID: 130004456604
  • 査読あり
• [雑誌論文] Enamel matrix derivative protein stimulated wound healing via phosphoinositide 3-Kinase (2009)
  • 著者名/発表者名: 堂前英資
  • 雑誌名: Journal of Periodontology 80 ページ: 1631-1637
  • 査読あり
• [学会発表] ライセニンが破骨細胞分化に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 堂前英資.
  • 学会等名: 第8回日本再生歯科医学会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2010-10-30
• [学会発表] Lipid rafts regulate RANKL signaling pathways in RAW264 cells (2010)
  • 著者名/発表者名: Domae E.
  • 学会等名: 第8回日本歯科骨粗鬆症研究会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2010-04-04
• [学会発表] ライセニンが破骨細胞分化に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 堂前英資
  • 学会等名: 第8回再生歯科医学会学術大会
  • 発表場所: 愛知県
• [学会発表] エムドゲイン刺激が骨芽細胞のMMP-1産生に及ぼす影響 (2009)
  • 著者名/発表者名: 堂前英資
  • 学会等名: 第7回日本再生歯科医学会学術大会
  • 発表場所: 北九州市
  • 年月日: 2009-09-12