低アレルギー性,高弾性β型Ti-6Mo-4Sn合金製鋳造鉤の臨床応用に関する検討

• 研究課題/領域番号: 21791874
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 補綴系歯学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 千葉 貴大 東北大学, 大学院・歯学研究科, 大学院非常勤講師 (70396505)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: Ti-6Mo-4Sn合金 / ワイヤークラスプ / 部分床義歯 / 維持力 / 圧電センサ

研究概要

低アレルギー,高弾性β型Ti-6Mo-4Sn合金製ワイヤーを部分床義歯のクラスプとして応用するために,小型水晶圧電式センサを用いてクラスプの維持力を測定した.アンダーカット0.50mmのチタンワイヤーはアンダーカット0.25mmのCO-Crワイヤーと比較して,維持力と側方方向の荷重のどちらも有意差は無かった.チタンワイヤーは従来のCO-Crワイヤーより,大きいアンダーカット量が存在する部位に対しても臨床応用が可能であることが示唆された.

研究成果

• [雑誌論文] Evaluation of retentive force of β-type Ti-6Mo-4Sn alloy wire to apply for the abutment tooth of removable partial denture (2009)
  • 著者名/発表者名: N Yoda, M Yokoyama, T Chiba. G Adachi, M Takahashi, K Sasaki
  • 雑誌名: Interface Oral Health Science(T. Sasano, O. Suzuki (Editors), Springer) ページ: 315-317
• [学会発表] 可撤性部分床義歯における鋳造鉤の維持力に関する検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 依田信裕, 宮嶋一樹, 小針啓司, 千葉貴太, 高橋正敏, 佐々木啓一
  • 学会等名: 第119回日本補綴歯科学会学術大会
  • 発表場所: 東京ビッグサイト
  • 年月日: 2010-06-12