義歯安定剤使用者のための新規低生体為害性オーラルセルフケア法の開発

• 研究課題/領域番号: 21791898
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 補綴系歯学
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 原田 佳枝 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (60432663)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 口腔ケア / 義歯洗浄剤 / 洗口剤

研究概要

義歯洗浄剤10種(ホームケア用8種、プロフェショナル用2種)について、Candida albicansに対する抗菌力を測定した。ホームケア用製品はどれもプロフェッショナル用製品よりも抗菌力は弱いが、臨床的に用いる範囲では十分な抗菌力を持つことが示唆された。
さらに、この実験に用いた中で、特にホームケア用5種について義歯安定剤溶解性を検討した。クリームタイプ義歯安定剤使用時には、18時間以上浸漬した時には、殆ど全ての義歯洗浄剤において、精製水より除去効果が認められた傾向にあった。しかし一般的には義歯洗浄剤の使用は長くても12時間程度であることから、より速く義歯安定剤を完全に除去できる洗浄剤が必要であると考えられた。

研究成果

• [雑誌論文] Autophagy induced by Staphylococcus aureus infection and bacterial proliferation in PRIP knockout cells. (2010)
  • 著者名/発表者名: Harada, K., Kanematsu, T.
  • 雑誌名: J.Pharmacol.Sci. 112 Supplement I ページ: 217-217
• [雑誌論文] Autophagy induced by Staphylococcus aureus infection and bacterial proliferation in PRIP knockout cells. (2010)
  • 著者名/発表者名: Harada, K., Kanematsu, T
  • 雑誌名: J.Pharmacol.Sci. 巻: 112 ページ: 217-217
• [学会発表] Energy metabolism is up-regulated in PRIP-DKO mice (2011)
  • 著者名/発表者名: T.Okumura, K.Harada, N.Kamata, T.Kanematsu
  • 学会等名: The international workshop on BioDental Education and research 2011
  • 発表場所: Hiroshima
  • 年月日: 2011-01-30
• [学会発表] Energy metabolism is up-regulated in PRIP-DKO mice (2011)
  • 著者名/発表者名: T.Okumura, K.Harada, N.Kamata, T.Kanematsu
  • 学会等名: The international workshop on BioDental Education and research 2011
  • 発表場所: 広島アステールプラザ
  • 年月日: 2011-01-30
• [学会発表] 市販義歯洗浄剤の義歯安定剤に対する除去効果の評価 (2011)
  • 著者名/発表者名: 原田佳枝、洪光、濱田泰三
  • 学会等名: 第3回日本義歯ケア学会学術大会
  • 発表場所: 盛岡
  • 年月日: 2011-01-22
• [学会発表] 市販義歯洗浄剤の義歯安定剤に対する除去効果の評価 (2011)
  • 著者名/発表者名: 原田佳枝、洪光、濱田泰三
  • 学会等名: 第3回日本義歯ケア学会学術大会
  • 発表場所: 岩手歯科大学
  • 年月日: 2011-01-21
• [学会発表] PRIPは細胞内に侵入したStaphylococcus aureusに対するオートファジーを調節する (2010)
  • 著者名/発表者名: 原田佳枝, 兼松隆
  • 学会等名: 第33回日本分子生物学会, 第83回日本生化学会合同大会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2010-12-10
• [学会発表] PRIPは細胞内に侵入したStaphylococcus aureusに対するオートファジーを調節する (2010)
  • 著者名/発表者名: 原田佳枝, 兼松隆
  • 学会等名: 第33回日本分子生物学会,第83回日本生化学会合同大会
  • 発表場所: 神戸コンベンションセンター
  • 年月日: 2010-12-10
• [学会発表] 新規分子PRIPが仲介するエネルギー代謝調節機構の解明 (2010)
  • 著者名/発表者名: 奥村俊哉, 原田佳枝, 鎌田伸之, 兼松隆
  • 学会等名: 第49回広島県歯科医学会,第94回広島大学歯学会
  • 発表場所: 広島
  • 年月日: 2010-10-24
• [学会発表] 新規分子PRIPが仲介するエネルギー代謝調節機構の解明 (2010)
  • 著者名/発表者名: 奥村俊哉, 原田佳枝, 鎌田伸之, 兼松隆
  • 学会等名: 第49回広島県歯科医学会,第94回広島大学歯学会
  • 発表場所: 広島県歯科医師会館
  • 年月日: 2010-10-24
• [学会発表] Staphylococcus aureus感染が誘導するオートファジー形成にPRIPが関与する (2010)
  • 著者名/発表者名: 原田佳枝, 兼松隆
  • 学会等名: 第83回日本薬理学会年会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2010-03-17
• [学会発表] Staphylococcus aureus感染が誘導するオートファジーにPRIPが関与する (2010)
  • 著者名/発表者名: 原田佳枝
  • 学会等名: 第83回日本薬理学会年会
  • 発表場所: 大阪国際会議場
  • 年月日: 2010-03-17
• [学会発表] Phospholipase C-related inactive protein (PRIP) binds GEC1, a kappa opioid receptor binding protein (2009)
  • 著者名/発表者名: T.Okumura, K.Harada, N.Kamata, T.Kanematsu
  • 学会等名: The 6th Japan-Korea Conference on Cellular Signaling for Young Scientists
  • 発表場所: Sasebo
  • 年月日: 2009-11-25
• [学会発表] Staphylococcus aureus infection-induced autophagy in phospholipase C-related inactive protein knockout cells (2009)
  • 著者名/発表者名: K.Harada, T.Okumura, T.Kanematsu
  • 学会等名: The 6th Japan-Korea Conference on Cellular Signaling for Young Scientists
  • 発表場所: Sasebo
  • 年月日: 2009-11-25
• [学会発表] Staphylococcus aureus infection-induced autophagy in phospholipase C-related inactive protein knockout cells (2009)
  • 著者名/発表者名: K.Harada, T.Okumura, T.Kanematsu
  • 学会等名: The 6^<th> Japan-Korea Conference on Cellular Signaling for Young Scientists
  • 発表場所: ハウステンボス
  • 年月日: 2009-11-25
• [学会発表] PRIPを介したエネルギー代謝調節機構 (2009)
  • 著者名/発表者名: 原田佳枝, 田中寛人, 平田雅人, 兼松隆
  • 学会等名: 第51回日本歯科基礎医学会学術大会ならびに総会
  • 発表場所: 新潟
  • 年月日: 2009-09-11
• [学会発表] PRIPを介したエネルギー代謝調節機構 (2009)
  • 著者名/発表者名: 原田佳枝, 田中寛人, 平田雅人, 兼松隆
  • 学会等名: 第51回歯科基礎医学会学術大全ならびに総会
  • 発表場所: 朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
  • 年月日: 2009-09-11