研究課題/領域番号 |
21791987
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
家森 正志 京都大学, 医学研究科, 助教 (90402916)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 免疫・感染・炎症 / 疾患モデル動物 / 口腔生理学 |
研究概要 |
われわれの研究グループではH.pyloriの経口免疫においてeffector T細胞の胃粘膜への浸潤の誘導や維持に唾液腺が必要であることを明らかにしている。われわれは唾液腺に多量に存在し、肥満細胞やマクロファージ、リンパ球など免疫系の細胞に作用する神経成長因子(NGF)に注目し、唾液腺に存在するNGF の免疫調節性について経口免疫モデルを用いて解析を行いて検討を行った。唾液腺摘出術(SALX)を施行した後で経口免疫を行ってもワクチン効果は得られなかった。しかし、SALX を施行した群であってもNGFを投与したマウスではワクチン効果が得られ、経口免疫においてTh2-type免疫応答を誘導していた。また各群のパイエル板のB細胞、T細胞、樹状細胞それぞれの局在を検討したところ、SALXを行ったマウスでは他のマウスとことなった細胞局在を示した。これらのことからNGFは経口免疫における粘膜免疫応答において重要な役割を果たしている可能性が示唆された。
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