研究課題/領域番号 |
21792016
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
倉田 眞治 長崎大学, 病院, 助教 (20325666)
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研究協力者 |
上園 保仁 国立がん研究センター, 研究所, 分野長 (20213340)
鮎瀬 卓郎 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (20222705)
河井 真理 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 大学院生
渡邊 利宏 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歯科麻酔学 / レミフェンタニル / 耐性形成 / 痛覚過敏 / オピオイド受容体 / μオピオイド受容体 |
研究概要 |
レミフェンタニル(RF)は,時に急性耐性や術後痛覚過敏を引き起こす。オピオイドによる急性耐性獲得や痛覚過敏発症に,μオピオイド受容体(MOR)の細胞内移行や再感作様式への関与が示唆されている。RFおよびS(+)ケタミンの併用によるMORの細胞内移行や再感作様式に与える影響を解析し, RFのMORに対しどのように作用するのか,その分子メカニズム解明と発症予防対策について検討した。RFは濃度依存性にMORの再感作を抑制した。これが急性耐性や術後痛覚過敏を引き起こす一因かもしれない。また,ケタミン併用によりRFによるμORの細胞内移行を抑制し、再感作を促進した。S(+)-ケタミンはRFによる急性耐性・痛覚過敏発症予防に有用かもしれない。
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