研究課題/領域番号 |
21792031
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
吉澤 泰昌 昭和大学, 歯学部, 助教 (90433812)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 炭酸カルシウム / 骨芽細胞 / 破骨細胞 / 共存培養 |
研究概要 |
本研究では、炭酸アパタイトをインプラント治療の骨増生および顎骨切除後の再建に応用する際、どのような条件下で利用すれば骨代謝が活発でより生体骨と近似した骨形成を営ませることができるかを解析することを目的としている。平成21年度は1. 若齢ビーグル犬および老齢ビーグル犬を用いた炭酸アパタイト上での骨芽細胞および破骨細胞の共存培養系における骨形成能についての組織学的解析。2. 若齢ビーグル犬および老齢ビーグル犬を用いた炭酸アパタイト上での骨芽細胞および破骨細胞の共存培養系において、形成された組織に特異的に発現する骨関連遺伝子に関する解析。を予定していた。平成21年10月までの時点で、若齢および老齢ビーグル犬から採取した骨髄細胞、骨芽細胞を炭酸アパタイト上に播種し、M-CSFとRANKL存在下で培養したところ、培養14日目から破骨細胞様の形態変化をSEMにて観察された。また、この骨髄細胞と骨芽細胞の共培養系に対して、BMP-2、超音波刺激、BMP-2+超音波刺激で分化誘導を行ったところ、BMP-2+超音波刺激群で著明な骨誘導が確認され、若齢、老齢でほぼ同等の誘導が認められた。 研究代表者が平成21年10月から海外留学になり、実験が一時中断となったが、現在他の研究者に引き継ぎ研究は継続している。
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