研究課題/領域番号 |
21792116
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
奥井 隆文 新潟大学, 医歯学系, 特任助教 (10509540)
|
研究協力者 |
本田 朋之 新潟大学, 医歯学系, 特任助教
伊藤 晴江 新潟大学, 医歯学系, 助教
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 歯周免疫機能学 / Th17 / Treg / IL-17 / FOXP3 / サブセット転換 / CD4^+T細胞ライン / フローサイトメトリー / 免疫組織学的解析 / 制御性T細胞 / RANKL |
研究概要 |
歯肉組織または末梢血に由来するCD4^+T細胞ラインの比較解析において、歯肉由来T細胞ラインではIL-17^+細胞(Th17)の割合が高いがFOXP3^+細胞(制御性T細胞)の割合は低かった。 FOXP3^+ 細胞中のIL-17^+FOXP3^+細胞の割合は、歯肉由来T細胞ラインで高かった。歯周炎病変部の免疫組織学的解析において、IL-17^+ 細胞とIL-17^+FOXP3^+細胞の浸潤数は、ポケット上皮側では口腔上皮側よりも高かった。以上より、Th17が歯周炎進行を促進していること、一部のFOXP3^+制御性T細胞は歯周炎病変部でTh17にサブセット転換して慢性炎症を持続させていることが示唆された。
|