研究課題/領域番号 |
21792149
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
入江 浩一郎 岡山大学, 岡山大学病院, 医員 (50509594)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 口臭 / 揮発性化合物 / ラット / 口臭起因物質 / LPS / 歯周組織 |
研究概要 |
口臭起因物質である揮発性硫黄化合物が、歯周組織に影響を及ぼすことが報告されている。本研究では、揮発性硫黄化合物を用い、ラット歯槽骨における影響を検討した。その結果、揮発性硫黄化合物はRANKL発現を介して破骨細胞の分化を引き起こした。また歯周炎患者における歯肉溝浸出液の同程度の濃度においても、歯槽骨に影響を及ぼすことがわかった。また歯周炎誘発物質のLipopolysaccharide(LPS)を同時に塗布することで、相互作用があることが判明し、またTLR4を介して歯槽骨に影響を及ぼすことがわかった。これらの結果は、歯周炎を増悪させる一因になっていることを示唆しており、また新たな治療方法の開発になることが期待される。
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