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本研究は看護学生が患者とのコミュニケーションを学ぶために、SST(Social Skills Training以下、SSTと略記する)の技法を用いたコミュニケーション教育を行い、その有用性を明らかにすることを目的とした。初年度は、SSTのリーダー研修と看護師、看護学生を対象としたSSTの文献検討からコミュニケーション教育計画を立案した。次年度は、看護学生へSSTの技法を用いたコミュニケーション教育を実施し、グループインタビューからその効果を調査した。最終年度には、グループインタビューと質問紙から、話題提供者とグループメンバーの役割の違いによるSSTの技法を用いたコミュニケーション教育の効果が明らかになった。
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