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日本の小児医療における看護師とCLS、HPSの連携モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 21792270
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 生涯発達看護学
研究機関大阪府立大学

研究代表者

通山 由美子  大阪府立大学, 看護学部, 助教 (80468272)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
1,201千円 (直接経費: 924千円、間接経費: 277千円)
2010年度: 551千円 (直接経費: 424千円、間接経費: 127千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード看護師 / 連携 / チャイルド・ライフ・スペシャリスト / ホスピタル・プレイ・スペシャリスト
研究概要

本研究の目的は、日本の小児医療における看護師とチャイルド・ライフ・スペシャリスト(以下CLS)、ホスピタル・プレイ・スペシャリスト(以下HPS)の連携の実態を明らかにし、連携モデルを構築することである。
平成21年度は第1段階として、平成20年度若手研究(スタートアップ)「小児医療におけるトータルケアを目指した看護師とCLS、HPSの連携に関する研究」(課題番号20890197)で実施した質問紙調査で得られたデータの詳細な分析を行った。その結果、看護師289名、CLS/HPS6名から有効回答が得られ、すでにCLS/HPSが勤務している施設に勤務する看護師は、CLS/HPSの勤務による子どもへの良い変化を認め、8割以上が今後もCLS/HPSの勤務を希望していた。しかし、CLS/HPSが導入されていない施設では、未だCLS/HPSという職種やその役割についての認知度が低く、そのためCLS導入を希望する看護師は6割、HPS導入を希望する看護師は4割にとどまっていた。また、看護師、CLS/HPS両者とも互いの連携の必要性は感じているものの、現時点では連携が困難な状況であることが明らかとなった。今後、看護師、CLS/HPS両者がよりよい連携を築いていくためには、コミュニケーションが重要であることが示唆された。
現在、第2段階として、第1段階の質問紙調査で得られた量的結果をもとに、看護師、CLS/HPSへの面接調査に向けてインタビューガイドを作成中である。今後、面接調査を実施し、データを分析、カテゴリー化を行う予定である。それによって、看護師とCLS/HPSの連携の実態について質的帰納的に詳細を分析を行うことが可能となる。そして、第上段階、第2段階で得られた量的、質的分析結果をもとに連携モデル案を作成していく予定である。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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