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ファミリー中心サービスの確立に向けた在宅障害児家族のサービス利用とプロセスの評価

研究課題

研究課題/領域番号 21792275
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 生涯発達看護学
研究機関茨城キリスト教大学

研究代表者

松澤 明美  茨城キリスト教大学, 看護学部・看護学科, 講師 (20382822)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード在宅障害児家族 / サービス利用 / プロセス / 評価 / 情報提供 / 小児看護学 / ヘルスサービスリサーチ / 保健医療政策学
研究概要

在宅障害児とその家族のサービス利用の有無の関連要因およびサービス利用のプロセスの評価について、利用者である保護者の視点から明らかにすることを目的とし、在宅障害児の保護者への無記名自記式質問紙調査を実施した。一県内の特別支援学校(3校)に通学中の子どもの保護者のうち、質問紙調査票の返送が得られた128人を対象として分析した結果、保健医療福祉サービスに関する情報をより多くもっていた保護者が、持っている情報が少ない保護者と比較して、サービスを利用していた(p=0.01)。また、子どもと家族の視点に立脚した医療機関の評価尺度であるMeasure of Processes of Care(MPOC-20)で測定したサービス利用のプロセスの評価では、<尊重された支援的対応方法>は高い得点を示したが、<患児の状態に関する情報提供方法>は得点が低かった。さらに保健医療福祉サービスに関する情報入手のタイミングでは、62.7%の保護者は必要な時に必要な情報を得られなかった経験があると回答した。これらの結果から、サービスを必要とする在宅障害児とその家族へのより利用しやすいサービス提供のためには、タイムリー、かつ個別性のある情報提供とその実現に向けたサービス情報提供システムの構築が必要であることが示唆された。

報告書

(3件)
  • 2010 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 在宅障害児家族のサービス利用の関連要因とサービス利用プロセスの評価-ファミリー中心サービスの構築に向けて-2011

    • 著者名/発表者名
      松澤明美
    • 学会等名
      第37回日本重症心身障害学会学術集会(登録中)
    • 発表場所
      徳島
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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