研究課題
若手研究(B)
本研究は、死産で子どもを亡くした父親が次子を迎え入れるまでにどのような体験をしてきたのかという語りを記述し、それを通して死産で子どもを亡くした父親へのケアの示唆を得ることを目的とする。3名の父親を対象に半構成的面接を行い、質的記述的に分析を行った。死産後に子どもを授かった父親達は次子を迎え入れるなかで、片時も忘れず妻子を案じていた。周囲には強くあろうと振る舞い、自身の持つ不安と向き合わないようその苦悩は胸に押し隠されていた。次子を育てる中に後悔を抱くきながらも、子どもが残してくれた意味を引き継ごうと目に見えぬ我が子と歩み続けていた。
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