研究課題/領域番号 |
21792311
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
川崎 涼子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (30437826)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 在宅看護 / 訪問看護 / 生命倫理 / 訪問看護師 / 地域看護学 / 地域高齢者 |
研究概要 |
在宅での看取りを支援する訪問看護師は、ケアの遂行と自己能力の限界に関する2局の状況でジレンマを抱いていた。また、そのようなジレンマは緩和したり緩衝したりを積み重ねながら解決への過程を辿り、新たな看護につながる経験知や、次の療養者へに集中しようとするため折り合いをつけること、グリーフケアを通して昇華される等として帰結していた。グリーフケアは遺族のみならず訪問看護師にとっても重要な役割をもっていること、ジレンマの昇華には、仲間の訪問看護師とのジレンマの共有が重要であることが示唆された。その一方で、昇華されず残る倫理的ジレンマがあり、このような訪問看護師へのサポートが必要であると考えられた。
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