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精神科看護における家族ケアリストの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21792343
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関聖路加看護大学

研究代表者

瀬戸屋 希  聖路加看護大学, 看護学部, 准教授 (10384661)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2009年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワード精神科看護 / 家族ケア / ケアリスト / 精神看護
研究概要

本研究は、精神看護領域における重要性が示されているものの、その実態が十分に明らかにされていない家族ケアに焦点を当て、家族ケアの内容を整理し、その評価に用いるための家族ケアリストを作成することを目的に行った。
今年度は、文献検討を継続的に行って家族ケアの内容を整理すると共に、専門家から意見を得て、内容の妥当性を検討した。大項目として「家族関係のアセスメント」「本人と家族の関係性への関わり」「家族の心的負担に対するケア」「家族の資源利用に関するケア」を整理し、それぞれの大項目の中に具体的なケア項目を整理しながら進めていった。
専門家からの意見では、ケアリストとしてケア行動を評価するためには、抽象度を統一すること、記入者が共通の基盤で評価できるような表現であること等が指摘された。また、ケアにはそれぞれ目的があり、同じ行動であっても意図が異なったり、1つの行動に複数の意図が含まれることから、本研究では、大項目としてケアの意図を示すと共に、各項目はケア行為として評価できるような表現で整理していくこととした。また、文献検討の結果、本人に対するケアを提供することによって家族の負担が軽減し、家族支援に繋がっていること等も示された。以上より、ケア内容はおおむね網羅されているものの、リストとして活用するには表現の修正・検討が必要であることが明らかとなった。今後は、表現を修正した後に、実用化にむけた検討が必要である。また、家族ケアの定義を「家族に対する直接ケア」に限定した上でリストを提示していくことが必要であると考えた。

報告書

(2件)
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書

URL: 

公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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