研究課題/領域番号 |
21820006
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
有馬 斉 東京大学, 大学院・医学系研究科, 特任助教 (50516888)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,665千円 (直接経費: 2,050千円、間接経費: 615千円)
2010年度: 1,261千円 (直接経費: 970千円、間接経費: 291千円)
2009年度: 1,404千円 (直接経費: 1,080千円、間接経費: 324千円)
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キーワード | 応用倫理学 / メタ倫理学 / 感情の哲学 / 嫌悪感 / 共感 / 徳倫理 / ケア倫理 / 道徳実在論 / 感情社会学 / 倫理学 / 感情 / 実証研究 / 道徳心理学 |
研究概要 |
道徳判断の正当化において感情が果たす役割について、既出の言説や議論を、規範倫理学・メタ倫理学・応用倫理学の各領域からできるかぎり広範に収集するとともに、(1)様々な種類の感情(怒り・嫌悪感など)が、なぜ・どのように道徳判断を正当化する(/しない)と考えられているか、(2)各感情の性格や機能にかんする事実理解は、近年の実験心理学や生理学の知見からいって妥当か、(3)事実理解が、当該議論の規範的な主張の内容と見合っているか、といった問いに沿って批判的に検討した。研究成果の一部は国内外の学会で報告すると共に、論文として公刊した。
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