研究課題/領域番号 |
21820029
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
新城 道彦 九州大学, 韓国研究センター, 助教 (40553558)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,613千円 (直接経費: 2,010千円、間接経費: 603千円)
2010年度: 1,261千円 (直接経費: 970千円、間接経費: 291千円)
2009年度: 1,352千円 (直接経費: 1,040千円、間接経費: 312千円)
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キーワード | 王公族 / 李王家 / 李王職 / 韓国併合 / 帝国 / 天皇 / 皇族 / 寺内正毅 / 宮内府 / 日本史 |
研究概要 |
韓国併合とは、大日本帝国と大韓帝国という共に「帝」を戴く二つの帝国が一つの〈日本〉になり、それを天皇が統治することであった。したがって、韓国皇帝を〈日本〉に遺すことは天皇制の動揺につながった。しかし、日本は韓国皇帝をむやみに処断できなかった。併合を「合意」として実現するために条約調印に応じてもらわなければならなかったからである。その結果、〈日本〉には皇族ではないが「皇族ノ礼」を受ける、王公族という身分が新たに創設される。
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