研究課題/領域番号 |
21820039
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
|
研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
ホワイトロウ ギャヴィン (WHITELAW Gavin) 国際基督教大学, 教養学部, 准教授 (50527140)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
2,574千円 (直接経費: 1,980千円、間接経費: 594千円)
2010年度: 1,261千円 (直接経費: 970千円、間接経費: 291千円)
2009年度: 1,313千円 (直接経費: 1,010千円、間接経費: 303千円)
|
キーワード | コンビニエンスストア / 小売 / 文化人類学 / 小売業 |
研究概要 |
コンビニは「ライフライン」としてなくてはならない役割を担うまでになった。しかし、コンビニの社会的な役割が高まる一方で、他のインフラと異なり、個人経営のコンビニへの期待は、経営者の家族や従業員の肩に重くのしかかる。社会的な期待、コンビニチェーン間の競争、厳しい利益の追求が絡み合い、フランチャイズ店経営者の家族へのプレッシャーは、高まるばかりだ。本課題では、主にAタイプ(既に商店を家族経営していたコンビニ)の経営者に焦点を当てた。個人経営者がフランチャイズビジネスに魅せられた様々な理由が、今やフランチャイズビジネスから手を引く理由になっている。高齢になった経営者はコンビニ業界を離れ、個人商店や家業に戻る。コンビニ経営を通し、体力的にきつかったにもかかわらず、フランチャイズビジネスを通して「家族」の理解が深まった。日本のフランチャイズ業界の限界が明らかになった。
|