研究課題/領域番号 |
21820046
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
|
研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
長瀬 由美 明治大学, 研究・知財戦略機構, 客員研究員 (20553324)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
1,638千円 (直接経費: 1,260千円、間接経費: 378千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 988千円 (直接経費: 760千円、間接経費: 228千円)
|
キーワード | 漢詩文 / 平安朝 / 中国文学受容 / 白居易 / 文選 / 平安文学 / 源氏物語 / 日本古典文学 / 平安時代 / 白氏文集 / 一条朝 |
研究概要 |
本研究では、『源氏物語』と平安時代中期漢詩文作品にみられる、中国『文選』および『白氏文集』散文受容のありかたを調査した。白居易散文作品に含まれる、中唐白居易文化圏で磨かれた諷諭精神や政治社会に対する考え方、さらに虚構作品を作る方法が、一条朝文人達の詩文中に受けとめられていることを確認し、また『源氏物語』にも同様にそれが認められることを検証し、平安中期の中国文学受容の特徴と、漢文脈と和文脈での受容の同時代性を照らし出した。
|