研究課題/領域番号 |
21820075
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
星野 浩司 九州産業大学, 芸術学部, 准教授 (60552205)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,626千円 (直接経費: 2,020千円、間接経費: 606千円)
2010年度: 1,261千円 (直接経費: 970千円、間接経費: 291千円)
2009年度: 1,365千円 (直接経費: 1,050千円、間接経費: 315千円)
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キーワード | ミュージアム / コンテンツ・アーカイブ / バーチャルリアリティ / 情報システム / 電子デバイス・機器 |
研究概要 |
本研究では、インターネットという仮想空間に蓄積されているインターネットミュージアムのWEBコンテンツを基盤とし、セマンテックウェブ技術とAR(拡張現実)技術を応用した展示支援システムを新たに開発した。具体的には、基幹サーバを介し、学芸員側が取捨選択した教育的方向性を持たせたデジタル・コンテンツをネットワークを介して、液晶プロジェクタにより透過型スクリーンに投影し、実物の展示物に透過融合しながら展示を行う。閲覧者は展示コンテンツを自ら操作しながら閲覧することが出来る.本開発システムを用いた評価実験では、近年、国内ミュージアムで落ち込みの目立つ10代~20代の若者を対象に、実証実験を行っている。評価実験で取得したデータを基に、Michael Scrivenが提唱した展示評価基準を用いて本展示支援システムの評価を行った結果、1.引きつける力(Attracting Power)、2.保持する力(Holding power)、5.感情的な力(Affective power)について、被験者に有効に働きかけたことが確認された。
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