研究課題/領域番号 |
21820081
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
井上 幸 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 特別研究員 (30549241)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,665千円 (直接経費: 2,050千円、間接経費: 615千円)
2010年度: 1,261千円 (直接経費: 970千円、間接経費: 291千円)
2009年度: 1,404千円 (直接経費: 1,080千円、間接経費: 324千円)
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キーワード | 国語学 / 木簡 / 文字 / 異体字 / 日本古代 |
研究概要 |
主に奈良時代の木簡に書かれた文字(漢字)を対象に、その字形を分析した。中国の文字研究を参考にし、各用例を収集、類型化した。例えば、筆画の増減だけでなく、漢字の部分の位置交替によるものなど、多様な文字使用の実態が明らかになった。また、異体字が発生する背景をさぐるべく、文字瓦に現れる筆順を分析した。これらの検討から、日本古代の文字使用における、実態に即した異体字研究の基礎部分を築くことができた。
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