研究課題
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軽症アルツハイマー病(以下、AD)患者において漢字の書き取りに障害があることが見出され、書き誤りの特徴として無反応が多くみられた。書き誤りと局所脳血流との関連から、書き誤り総数は、左下頭頂小葉の血流低下と相関があり、無反応は、左下頭頂小葉、左中・下側頭回後部、中前頭回の血流低下と相関が見られた。本研究において無反応と相関が見られた部位における血流低下は漢字の字形想起、保持さらに書字につながる運動過程に負の効果を持つ可能性があり、書字に必要となる神経ネットワークの機能不全と関連していることが示唆される。
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Neuropsychologia
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東北脳循環カンファランス 16
ページ: 9-11
東北脳循環カンファランス
巻: 16 ページ: 9-11