研究課題/領域番号 |
21830053
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験心理学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
伊村 知子 京都大学, 霊長類研究所, 助教 (00552423)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
2,639千円 (直接経費: 2,030千円、間接経費: 609千円)
2010年度: 1,248千円 (直接経費: 960千円、間接経費: 288千円)
2009年度: 1,391千円 (直接経費: 1,070千円、間接経費: 321千円)
|
キーワード | 比較認知発達 / チンパンジー / 絵画的手がかり / スリット視 / 時空間統合 / オプイィック・フロー / 空間認知 |
研究概要 |
3次元空間において、物を探したり物の距離を判断したりする時、私たちは無意識のうちに「天井」よりも「地面」や「床」の方に注意を向ける。(「地面優位性効果」)。本研究では、樹上生活に適応したチンパンジーにおいて同様の探索戦略が見られるか否かについて、絵画的手がかりで定義された「地面」、「天井」を用いて検討した。その結果、チンパンジーもヒトと同様、「天井」よりも「地面」の上の物の探索の方が効率的であることが示された。
|