研究課題/領域番号 |
21830062
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大西 賢治 大阪大学, 人間科学研究科, 助教 (30547005)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,626千円 (直接経費: 2,020千円、間接経費: 606千円)
2010年度: 1,235千円 (直接経費: 950千円、間接経費: 285千円)
2009年度: 1,391千円 (直接経費: 1,070千円、間接経費: 321千円)
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キーワード | モニタリング / 子育てスタイル / 母子が離れた場面 / 母子関係 / ニホンザル / 養育投資 / 投資の配分 / 社会的知性 / モニタリング行動 / 警戒行動 |
研究概要 |
ニホンザルの母子が、養育量をめぐる駆け引きにおいてどのようにふるまうのかを検討した。母ザルは子ザルの周囲にいる他個体が誰なのかまで考慮して子ザルの保護に費やす労力を配分していた。また、母ザルの子育てにおける「保護性」は、接触場面と非接触場面で一貫していたが、接触場面で子ザルを「抱く」性質が強い母ザルほど、子ザルが離れた場面で子ザルの鳴き声への反応性が低かった。この結果は接触場面でのみ子ザルの存在に強く関心を示す母ザルが存在する可能性を示唆している。
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