初等教育における「学校教育の効果」の探究

• 研究課題/領域番号: 21830077
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 教育社会学
• 研究機関: 福岡教育大学
• 研究代表者: 川口 俊明 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (20551782)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 2,639千円 (直接経費: 2,030千円、間接経費: 609千円); 2010年度: 1,248千円 (直接経費: 960千円、間接経費: 288千円); 2009年度: 1,391千円 (直接経費: 1,070千円、間接経費: 321千円)
• キーワード: 教育社会学 / 学校教育の効果 / 学力

研究概要

本研究の目的は、日本の小学校に焦点を当て、児童の学力に、家庭環境・地域環境・学校教育が与える影響を測定し、「学校教育の効果」を探ることである。2年間の調査の結果、学校のちがいが、学力に与える影響はかなり小さい(=「学校教育の効果」が検出しづらい)可能性が示唆された。また、学校の立地する条件が、教師の指導法を左右する可能性についても指摘した。今後は、より大規模な調査で知見を確認していく必要がある。

研究成果

• [雑誌論文] 保護者の階層と学校文化 (2011)
  • 著者名/発表者名: 川口俊明
  • 雑誌名: 福岡教育大学紀要 巻: 第60号第4分冊 ページ: 1-15
• [雑誌論文] 保護者の階層と学校文化 (2010)
  • 著者名/発表者名: 川口俊明
  • 雑誌名: 福岡教育大学紀要 第60号第4分冊 ページ: 1-15
  • URL: http://libopa.fukuoka-edu.ac.jp/dspace/handle/10780/1020
• [雑誌論文] マルチレベルモデルを用いた「効果的な学校」の探求 (2009)
  • 著者名/発表者名: 川口俊明
  • 雑誌名: 福岡教育大学紀要 第59号第4分冊 ページ: 1-10
  • NAID: 40017017226
  • URL: http://libopa.fukuoka-edu.ac.jp/dspace/handle/10780/894
• [学会発表] 教室の中の不平等 (2010)
  • 著者名/発表者名: 川口俊明
  • 学会等名: 第60回日本教育社会学会大会
  • 発表場所: 関西大学
  • 年月日: 2010-10-19
• [学会発表] 教室の中の不平等 (2010)
  • 著者名/発表者名: 川口俊明
  • 学会等名: 日本教育社会学会
  • 発表場所: 関西大学
  • 年月日: 2010-10-19
• [学会発表] 「学校教育の効果」の学校間格差 (2009)
  • 著者名/発表者名: 川口俊明
  • 学会等名: 第59回日本教育社会学会大会
  • 発表場所: 早稲田大学
  • 年月日: 2009-09-13
• [学会発表] 「学校教育の効果」の学校間格差 (2009)
  • 著者名/発表者名: 川口俊明
  • 学会等名: 日本教育社会学会第61回大会
  • 発表場所: 早稲田大学
  • 年月日: 2009-09-13