研究課題/領域番号 |
21830113
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
荒井 紀一郎 中央大学, 総合政策学部, 助教 (80548157)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 政治心理学 / 実験経済学 / 多数派形成 / 帰属意識 / 投票行動 / 政治学 / 政治行動論 / 社会系心理学 / 政治経済学 / マルチエージェントシミュレーション |
研究概要 |
本研究の目的は、選挙における「雪崩現象」のメカニズムを実験によって明らかにすることであった。実験の結果、多くの有権者は自分が少数派になる危険性を認識すると、それまで有していた政策選好とは異なっても多数派に従う傾向にあり、選挙を繰り返すことで、「選挙に勝つ」こと自体が有権者の投票目的になる可能性があることが示された。このことは、定期的に選挙を行うという現代の選挙民主主義システム自体が、「雪崩現象」を引き起こしやすくさせるメカニズムを有していることを示唆している。
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