研究課題/領域番号 |
21830136
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
国際法学
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
松本 裕子 (小坂田 裕子) 中京大学, 法学部, 准教授 (90550731)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,639千円 (直接経費: 2,030千円、間接経費: 609千円)
2010年度: 1,248千円 (直接経費: 960千円、間接経費: 288千円)
2009年度: 1,391千円 (直接経費: 1,070千円、間接経費: 321千円)
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キーワード | 国際法 / 国際人権法 / 先住民族 / アイヌ / 土地権 / 国連 / アフリカ / 米州 / 自決権 / 先住権原 |
研究概要 |
国際人権法上、先住民族の伝統的土地に対して集団的権利を承認する方法として、先住民族とその伝統的土地との間の特別な絆を強調するアプローチと、過去に不当に奪われた土地の返還や補償を認めるアプローチがあることを明らかにした。また、植民者に対する先住性を先住民族の要件としなくなり、アフリカの民族的少数者も先住民族として認められるようになったが、かかる状況で前者のアプローチに依拠すれば、アフリカにおける先住民族の土地権の権利主体が無制限に拡大しうる危険性があることを指摘した。
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