| 研究概要 |
本研究は,高齢者介護領域における「業績評価」の指標の開発に向けた基礎的研究である.先行・関連研究レビューとして,一般企業と高齢者医療領域における業績評価研究を探究すると同時に,介護領域における業績評価研究を考察した.さらに事業者へのヒアリングを通して業績評価の取り組みの現状を把握した.
介護事業においては,国や行政などの外部機関が事業者の経営をサポートするための業績評価システムを構築する必要があると思われる.また,教育や福利厚生の充実は,業務の効率的な運営に繋がり,教育などの実施に費やされる費用以上に,費用を削減する効果を生む可能性があることなどが示唆された.
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