研究課題/領域番号 |
21830170
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 愛知学泉大学 (2010) 樟蔭東女子短期大学 (2009) |
研究代表者 |
堀田 千絵 愛知学泉大学, 家政学部, 講師 (00548117)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,613千円 (直接経費: 2,010千円、間接経費: 603千円)
2010年度: 1,222千円 (直接経費: 940千円、間接経費: 282千円)
2009年度: 1,391千円 (直接経費: 1,070千円、間接経費: 321千円)
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キーワード | 教育系心理学 / 生涯発達 / 意図的抑止方略 / 認知機能 / QOL / ライフスタイル / 忘却 / 未来志向 / 記憶の意図的抑止機能 / 抑止方略 / 生涯発逹 / 精神的健康 / 加齢 / 記憶更新能力 / ライフイベント |
研究概要 |
40代から80代の中高年者を対象に、不快な記憶の意図的抑止機能および想起とその方略が現在の生活水準とどのように関係するかについて2年間にわたり検討を行った。その結果、忘却困難な指標の一つとして位置づけられる、不快な記憶がより近接して知覚される高齢者は、生きがいを感じない、将来が不安であるなどの、主観的健康水準も低いことが明らかとなった。また、生活機能の低い高齢者は、不快記憶を意図的に忘却することが困難であり、忘却のための抑止方略を身につけていないことも明らかとなった。これらの結果は女性に多く認められ、中年者には全体的に認められない傾向であった。
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