インドネシア多島海における海面水温の変動メカニズム

• 研究課題/領域番号: 21840066
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 気象・海洋物理・陸水学
• 研究機関: 独立行政法人海洋研究開発機構
• 研究代表者: 木田 新一郎 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球シミュレータセンター, 研究員 (50543229)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 1,859千円 (直接経費: 1,430千円、間接経費: 429千円); 2010年度: 819千円 (直接経費: 630千円、間接経費: 189千円); 2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: 海洋物理学 / 気候変動

研究概要

インドネシア多島海における海面水温の季節変動メカニズムを、海洋領域モデルを用いて解明した。モンスーン風が主な駆動力となり、海面冷却、表層混合を通して季節変動を起こしていることが明らかになった。インドネシア通過流の影響は夏季(南半球)、そしてインドネシア海南岸(Nusa Tenggara)沿いに限られていた。また局所的に起こる潮汐混合が海面水温を冷却する効果は、夏季に風成循環によって海域全体に拡がることが示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] The mechanism controlling seasonal mixed layer temperature of the Indonesian Seas in an ECCO assimilation product (2011)
  • 著者名/発表者名: D.J.Halkides, T.Lee, S.Kida
  • 雑誌名: Ocean Dynamics Volume 61, Issue 4
  • 査読あり
• [雑誌論文] Potential Impact of the Tropical Indian Ocean-Indonesian Seas on El Nino Characteristics (2010)
  • 著者名/発表者名: Annamalai, H., S.Kida, J. Hafner
  • 雑誌名: J.Climate, 23
  • 査読あり
• [雑誌論文] Potential Impact of the tropical Indian Ocean -Indonesian Seas on E1 Nino Characteristics (2010)
  • 著者名/発表者名: H.Annamalai
  • 雑誌名: Journal of Climate (印刷中)
  • 査読あり
• [学会発表] インドネシア海における海面水温の季節変動メカニズム (2011)
  • 著者名/発表者名: 木田新一郎
  • 学会等名: 2010年度日本海洋学会春季大会((地震により誌面発表)
  • 発表場所: 東京大学
  • 年月日: 2011-03-23
• [学会発表] インドネシア海における海面水温の季節変動メカニズム (2011)
  • 著者名/発表者名: 木田新一郎
  • 学会等名: 日本海洋学会春季大会
  • 発表場所: 東京大学(誌面発表)
  • 年月日: 2011-03-23
• [学会発表] Seasonal Sea Surface Temperature Variability in the Indonesian Seas (2010)
  • 著者名/発表者名: 木田新一郎
  • 学会等名: Ocean Sciences Meeting 2010
  • 発表場所: Oregon Convention Center, ポートランド、アメリカ
  • 年月日: 2010-02-23
• [学会発表] インドネシア多島海における海面水温の変動メカニズム (2010)
  • 著者名/発表者名: 木田新一郎
  • 学会等名: Ocean Sciences Meeting 2010
  • 発表場所: Oregon Convention Center, ポートランド、アメリカ
  • 年月日: 2010-02-23