一般病棟のがん患者の家族に対するケア向上のための看護師支援プログラムの開発

• 研究課題/領域番号: 21890030
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 臨床看護学
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 笹原 朋代 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (70528223)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 2,431千円 (直接経費: 1,870千円、間接経費: 561千円); 2010年度: 1,066千円 (直接経費: 820千円、間接経費: 246千円); 2009年度: 1,365千円 (直接経費: 1,050千円、間接経費: 315千円)
• キーワード: がん / 家族ケア / 一般病棟 / 看護師支援プログラム / がん患者

研究概要

一般病棟に入院するがん患者の家族に対するケアの質を向上させるための看護師支援プログラムの作成を目指し、一般病棟に入院し治療効果が見込めなくなってきた時期の再発がん患者の家族に焦点を絞り、がん看護の熟練看護師がその家族にどのようなケアを提供しているかを面接調査によって明らかにした。その結果、がん患者の家族に対するケアとして、<患者・家族に関する適切な情報収集・アセスメント><患者に対する適切なケア提供><家族に対する情緒的サポート><患者・家族に対する予測的な関わり><家族をサポートする体制の確保>の5カテゴリに整理された。今後は、看護師支援プログラムを作成し、その有効性を検証することが課題である。