研究課題/領域番号 |
21890064
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
仲上 豪二朗 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (70547827)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 1,235千円 (直接経費: 950千円、間接経費: 285千円)
2009年度: 1,365千円 (直接経費: 1,050千円、間接経費: 315千円)
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キーワード | クオラムセンシング / 褥瘡 / 感染 / 遺伝子発現 |
研究概要 |
褥瘡における細菌感染の病態メカニズムは十分明らかになっていない。本研究では、緑膿菌のクオラムセンシングシグナルであるアシル化ホモセリンラクトン(AHL)に着目し、感染における役割を検討した。その結果、AHLにより創部に炎症が誘導されていることが明らかになった。また、ラット線維芽細胞株においてAP-1/MAPKシグナリングを介して、Matrix Metalloproteinase(MMP)の発現が制御されている可能性が示された。以上より、AHLによる肉芽組織での炎症誘導にMMP発現上昇が関与している可能性が新たに示唆され、創傷感染メカニズムの解明の一助となりえた。
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