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軟骨細胞におけるbHLH型転写因子Handの機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 21890072
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

船戸 紀子  東京医科歯科大学, 講師 (10376767)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 1,235千円 (直接経費: 950千円、間接経費: 285千円)
2009年度: 1,365千円 (直接経費: 1,050千円、間接経費: 315千円)
キーワードbHLH型転写因子 / 軟骨細胞 / 酵母ツーハイブリッド法 / メッケル軟骨
研究概要

bHLH型転写因子Hand1およびHand2は、骨格系の中では下顎となる第一鰓弓のみに発現しており、鰓弓での発現を制御するエンハンサーを欠損させたHand2^<BA/BA>マウスでは、メッケル軟骨の欠損を認める。しかし、Hand転写因子の軟骨発生における標的遺伝子、機能は不明である。本研究の目的は、軟骨細胞での(1)Hand転写因子と他のシグナル伝達系のクロストークの同定および機能解析、(2)Hand転写因子の標的遺伝子の探索、を通じて下顎における軟骨発生の機構および軟骨細胞分化メカニズムを解明することである。
軟骨細胞におけるHand転写因子と他のシグナル伝達系とのクロストークを同定するために、酵母ツーハイブリッド法にて、Hand2およびTwist1をbaitとしてヒト軟骨細胞のcDNAライブラリーから陽性クローンの遺伝子を同定した。Hand2に対して特異的に相互作用する分子を抽出するために、Hand2と相同性の高いbHLH型転写因子Twist1をコントロールとし、以下の分子が同定された。Twist1と相互作用する分子:(1)組織全般に発現するbHLH型転写因子であるE2-2、(2)コアクチベーターLIMタンパク質。Hand2と相互作用する分子:(1)組織全般に発現するbHLH型転写因子であるE2-2、HEB、E12、(2)zinc-fingerモチーフを有する新規の転写因子、(3)ホメオドメイン結合領域を持つキナーゼ、(4)SUMOリガーゼ、ユビキチン結合酵素、等。
現在、興味ある全ての分子について全長のクローニングを終え、機能解析を行っている。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 学会発表 (4件) 備考 (1件)

  • [学会発表] bHLH型転写因子による骨芽細胞分化の制御2010

    • 著者名/発表者名
      船戸紀子
    • 学会等名
      第8回口腔医科学フロンティア
    • 発表場所
      福岡
    • 年月日
      2010-03-07
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] bHLH型転写因子Handによる骨芽細胞分化の負の制御2009

    • 著者名/発表者名
      船戸紀子
    • 学会等名
      東京医科歯科大学グローバルCOE特別セミナー
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2009-10-27
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 顎顔面形態形成に関わる転写調節機構の解析2009

    • 著者名/発表者名
      船戸紀子
    • 学会等名
      東京医科歯科大学大学院顎顔面矯正学分野セミナー
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2009-07-17
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] Functional characterization of bHLH proteins in craniofacial skeletal development2009

    • 著者名/発表者名
      船戸紀子
    • 学会等名
      IADR/AADR/CADR 87^<th> General Session & Exhibition, Symposium
    • 発表場所
      Miami, USA
    • 年月日
      2009-04-01
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www.tmd.ac.jp/cmn/gene/index.htm

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

URL: 

公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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