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新規幹細胞源として期待される神経堤由来幹細胞の歯根膜からの分離解析

研究課題

研究課題/領域番号 21890081
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 補綴系歯学
研究機関新潟大学

研究代表者

加来 賢  新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (30547542)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 1,235千円 (直接経費: 950千円、間接経費: 285千円)
2009年度: 1,365千円 (直接経費: 1,050千円、間接経費: 315千円)
キーワード歯根膜 / 幹細胞 / 神経堤幹細胞
研究概要

歯根膜は発生段階において間葉のみならず神経堤にも由来しているが、これまでに歯根膜において同定された幹細胞は間葉に由来するものばかりであった。そこで申請者らは神経堤由来細胞を追跡可能な遺伝子改変マウスを用いて免疫組織学的に検索を行ったところ、神経堤由来幹細胞の存在を強く示唆する知見を得る事に成功し、この研究では神経堤由来幹細胞を分離抽出し、その分化能および力学的刺激への応答能を解析し、歯周組織再建に向けた新たな幹細胞源を明らかにすることを目的とした。我々は組織標本上にて歯根膜細胞中のさらなる幹細胞マーカーの発現を検索し、HNK-1/CD57,SOX10の発現が、神経堤由来細胞において高頻度で見られることを明らかにした。現在マウスおよびヒト歯根膜由来細胞を用い、神経堤幹細胞について幹細胞能を維持した状態での培養の至適条件を検索中である。当初予定していた血清を含まない培養条件では生細胞が得られなかったため、神経幹細胞培養に用いられる添加物を使用した条件を検討中であるている。これまでのところ異なる培養条件において異なる形態を示す細胞群の分離に成功しており、さらなる条件の絞り込みをすすめている。また、使用を予定した遺伝子改変マウスはミシガン大学からの移管が大幅に遅れたため、東京医科歯科大学より移管する事とした。現在動物実験施設に於いて手続き中である。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Effect of cyclic mechanical loading on osteoclast recruitment in periodontal tissue.2009

    • 著者名/発表者名
      Nozaki K, Kaku M, Yamashita Y, Yamauchi M, Miura H.
    • 雑誌名

      Journal of Periodontal Research 電子版

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 成体歯根膜における神経堤由来幹細胞の検索2009

    • 著者名/発表者名
      Masaru Kaku
    • 学会等名
      日本歯科補綴学会学術大会
    • 発表場所
      京都
    • 年月日
      2009-06-06
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [図書] WCOI year book 20092009

    • 著者名/発表者名
      Kaku M, Uoshima K
    • 総ページ数
      137
    • 出版者
      World Congress for Oral Implantology(WCOI), CD version
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://researchers.adm.niigata-u.ac.jp/R/staff/?userId=100000208&lang=

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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